御所籠の最近のブログ記事

 ついに、御所籠が完成しました。慎重に、金具と組紐を取り付けてみました。
この御所籠は、大分県、豊後高田の某お寺の御注文で作ったものです。
今日、お届けしに豊後高田に行ってきました。このお寺は禅寺で、綺麗に
掃き清められた庭に、桔梗の花が見事に咲いて、秋を感じさせるとても
風流なお寺です。
 
 お寺の中に案内されて、美味しいお茶とお菓子を頂きました。和尚さんと奥様も
御所籠を見て、気に入っていただき、とてもうれしく思いました。中の内張りは、
お寺の奥様が刺繍した布を張りたいとの事で、刺繍ができ次第、内張りを専門の
方にお願いするようです。

 今月の23日に、このお寺でお茶会があるようで、招待してくれましたので、今度
行ってみようと思います。

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御所籠

      
 御所籠 大きさ19,5cm×16cm×高さ14cm
      
  商品番号  W0002  

  販売価格  250,000円 (税込み)  お問合せ先 TEL 090-4355-0928
                                         メール frtct029@ybb.ne.jp
                                         〒874-0845
                                         大分県別府市北中7-1
                                         中岩 孝二



一回目の漆が乾いたので、仕上げの漆を塗っていきます。前回と同じ
たんぽ塗りをして漆を籠の表面に塗っていきます。そして、木綿の布で
よくふき取ってから、イボタという粉をかけて磨いていきます。イボタとは
樹木のイボタという木に付くイボタカイガラムシの粉だそうです。これで
磨くと、いい艶がでます。次回は金具と組紐を付けて、完成です。

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 イボタで磨いています。                

 木綿の布を丸めたものに漆を浸け籠の表面だけに漆がのるように、
慎重に塗っていきます。そして、漆を塗り終わったら、すぐに塗った漆
を木綿の布で拭き取っていきます。なぜ、塗った漆を拭き取るの?と
お思いの方もいらっしゃると思いますが、理由は、竹の質感そのままで
自然な艶を出したいからです。この技法は拭き漆といいます。この工程
を二回繰り返し、最後にイボタという粉を付け磨き上げます。

P1010134.jpg      上塗り
 漆の たんぽ塗り                一回目の上塗り終了

ほこり入れとは、漆などを竹籠に塗ってから、胡粉や、との粉などの粉をすり込み作品を古く見せたり、
風格を出す効果があります。この御所籠には白の、との粉を入れました。ほこりは、顔料をまぜて色
を調整することもできます。色を変えて研究するのも面白そうです。この後乾くまでに2日ほどおいて
漆を塗ります。それから横に付ける金具と伊賀の組紐を仕入れました。完成まであと少しです。


ほこり  伊賀の組紐
ほこり入れ             伊賀の組紐          

御所籠などの角物は染色する時には必ず伸びないようにするため,つり針金で固定
してから染色釜に浸けます。染色後、乾いてから漆を塗ってほこり入れをします。


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 つり針金で固定
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  染色後
          

2009年11月

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