角物籠の修理

 愛知県のお客様から、角物籠の修理でおいらの工房に届けられました。

この籠はおそらく40~50年前の籠と思われます。

大事に使われていたのでしょうが、持ち手の籐巻きが外れてしまっています。

P1030347.JPG

P1030345.JPG

  先ず古い籐を全部取り除きました。外れている所だけやり直す方が

楽に修理が出来ますが、全部取り替える理由は、この籠はかなり時代

がのっています。古い籠に新しい籐を巻くとそこだけが浮いてしまいます。

違和感のないように修理したかったのです。

P1030372.JPG

 新しい籐と古い籐の色が全然違うのが解ると思います。

次に問題なのが、この古い籠に新しい籐を巻いたことです。

明らかに籠の時代に新しい籐が負けてしまっています。

 この問題を解決するするために新しい籐に拭き漆をすること

にします。拭き漆とは、漆を薄く溶いて籐に塗って、すぐに拭き

取る技法で籠の質感を損なわずに良い艶をだしてくれます。

P1030374.JPG

籐が巻き終わりました。このあと拭きうるしをします。

 

 

 巻き終わった籐に漆を2回塗りました。 P1030411.JPG  修理完了です。 P1030409.JPG  修理参考価格2,000

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このブログ記事について

このページは、中岩孝二が2009年9月13日 17:11に書いたブログ記事です。

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