一昨日の夕方、あるお寺から、おいらのもとに、それはそれは古い衣装籠が
持ち込まれました。なんでも、古い蔵の中から、出てきたそうで明治か大正時
代?の物?はっきりした事は解りませんが、これを修理して使いたいそうで、
修理を依頼されました。
空気の通りの良くない所にあったため保存状態があまりよくなく、竹もだいぶ
弱っている様子、普通に修理をしたんじゃ、かえって籠を傷めてしまう、新しい
竹を使えば、この籠は耐えられずに、破れてしまうと判断し古い煤竹を使うこと
に決めました。
まず女竹の籠から修理します。

このように、竹ヒゴが外れていました。この竹ヒゴを折らないように
籠に収めました。
つぎは、角の張り竹の修理です。

角の張り竹を煤竹で新しく作ります。まず折れている竹の反対側と
同じように加工し、角のところを火であぶって曲げて、おれている所に
つなぎました。
修理完了
そして、仕上げの漆塗り
漆塗り後


このように、キレイに仕上げることが出来ました。
この籠は、からからに乾いていたようで、漆を飲むように、
よく漆を吸い込みました。これで、あと50年は、使えるかな?
修理参考価格 15,000円





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