道具の話その3

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 我が家の黒竹の盆栽にバッタがとまっていたので、写真を撮らせて
もらいました。子供の頃は、このバッタを勝手にコンペイトウバッタと名
前をつけて呼んでいました。(本当は、クツワムシと言います。)
 
秋の夕方から夜の間 「ガシャガシャガシャ」と大きな声で
鳴きます。おいらのお気に入りの可愛い虫です。

 セン

P1010873.jpg
 今日の道具は、センといいます。もともとは、竹の道具では、なくて
下駄屋さんが下駄を作るときに使う道具です。それを竹細工用に、
真直ぐになるようにトンカチで叩いて真直ぐにしてつかいます。
  
 センという道具は、師匠の竹清先生のところで、代々使ってきた道具
だそうです。(竹清先生は三代目) このセンは、膝の上で、竹ヒゴの表
面を磨くのに使います。簡単に説明すると、大工さんが使う鉋(カンナ)み
たいな物です。

 煤竹宝石箱の内側のヒゴ作り
せん
 このように膝の上に敷物をして、竹ヒゴを引いて表面を磨きます。これを
したとしないとでは、籠が出来上がったときにかなり印象が違います。
籠の光沢がかなり良くなりますし、手で触ったときに、つるつるとして優し
い感じに仕上がります。
 このセンは、竹清先生のところで修行時代に買ったもので、11年使って
います。

P1010874.jpg
 
上から見たところ(エビフライの衣みたいなのは、削った竹を巻いて使っているためです)

P1010875.jpg
 下から見たところ(片刃の刃物です。)
 
 このセンは、竹清先生のところで、代々使ってきたもので、他の
竹籠屋さんの所では、使っていない独特の道具で、おいらも、誰かに
伝えて行きたいと思います。

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このページは、中岩孝二が2008年10月28日 20:00に書いたブログ記事です。

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